とんだイスタンブール04 [トルコ旅行]
そろそろトルコの写真も無くなってきたので、今回で終了となる。ま、飽きた感はあったけど....
こちらは、初日休館していたアヤ・ソフィア博物館。
朝9時に開館なのだが、既に9時前からチケット売り場は長蛇の列であった。
運悪く、中も改装中で迫力も半減。
それはさておき、ブルー・モスクもそうだったが、X-E2に14mmを買っておいてホントに良かった。
18mmからのズームだったら、とても無理な構図だ。
と、ちゃんと購入の言い訳を考えている自分がいた。
さて、またまたX-E2さまの高感度に助けられた。それは、地下宮殿。
と言っても、当時の貯水槽なんだけど。
ライトアップされてはいるものの、ISO3200の手持ちで、こんぐらいのディテールが残せるのはすんばらしいの一言。
星景写真を本気で撮りたくなってしまう。
これがX-T1だったらという気持ちを抑え、メインは「αなんだから」と、遠い異国の地で改めて思うのであった。
確かメデューサ?の頭を逆さまにした柱の土台。何のためだったけ? あんまり意味なかったような.....
さて、最終日は夜中のフライトなので、まだまだ遊びまわる余裕はある。
そこで、イスタンブールの新市街となるイスティクラル通りへ行く事に。
その途中にあった、ガラタ塔。新市街から旧市街まで見渡せる観光スポットだ。
イスティクラル通りを往復するレトロなトラムに乗ってみた。
ちょっと早足で歩くのと同じくらいのスピード。 ま、こんなに人がいるんだから仕方ないけどね。
さて、お昼。
ガイドブックに出てくるお店を見つけたので入ってみた。
しかし、文字ばっかりのメニューで分からない。
中国語はあるが日本語での表示が無い。英語でも単語しか分からん。
豆の何とか魚の何とかなもんだから困ってしまった。
そこで、ジャポネメニュー?って聞いてみたら、小分けした料理が出てきてセレクト.....助かった。
食後にコーヒーを頼んだ。
すると「ネスレ」か「トルコシャン」 ?と聞かれた。つまり「インスタントコーヒー」か「トルココーヒー」どちらにするか?とのこと。
ここは、やはり「トルコシャン」!
で、一通り飲み終わったものの、どこまで飲んだらいいのか分からない。
つまり、粉コーヒーなので、下にべっとりとコーヒー粉が残るのだ。そこで、どこまで飲めばいいのか、店長みたいな人に聞いてみた。
すると、あと一口飲め。そうしたらコーヒー占いしてあげる。おれは店の占い師だ!ってなことをトルコ語で話しかけてきた。と思う...
そんな話しになったもんだから、ウェイター連中が集まってきた。
で、店長がアブラカタブラみたいな事を言って占い始めたではないか。
占ってもらった結果を「good?! nogood?!」とコーヒーカップを覗き込み聞いてみた。
すると彼は、渋い顔をするではないか!
「え~!!no~good!!あんた一体、何を占ったんだよ~!」って日本語で訴えたら、皆笑い始めた。
店長が、お前は「大阪人」か?と聞いてきたので、違うと言ったら「大宮」か?と言うではないか。
オイオイいったい、なんなんだ、その落ちは....
てなことで、握手を求められ皆に励まされた格好で店を出た。
イスタンブールの路地は面白い。
ここもガイドブックにあったフランス小路という路地。どこがフランスか、よう分からんかったけど。
フランス小路ではないが、隠れ家みたいなカフェもたくさんある。
1人でのお茶には寂しいシチュエーションではあったが....
最後、またブルーモスクに戻ってきた。
やはり、イスタンブールって感じで締めなくちゃ。
終わってみれば、この国の活気はすごいなと実感した旅であった。 しかし、観光客多すぎ....オフシーズンにゆっくり来たいところだね。
今は、曼珠沙華も終わりです。
今年の秋はずいぶん早く来たような気がする。
てか、夏ってあったんだっけ?.....
とんだイスタンブール03 [トルコ旅行]
さてさて、インスタンブールの二日目。
この日は、オルタキョイという町へトラムとバスを使って40分。ここは、何でも週末にはデートスポットとなるらしい。
下の写真は、オルタキョイ・ジャーミー。その先に見えるのがボスポラス大橋で、アジア側へつながっている。
イスタンブールは、本当にネコが多い。
お店の中にも外にもゴロゴロしてる。そう、簡単に言うと地域の飼い猫みたいな感じ。
午後から定期船を利用して、アジア側のカドゥキョイという街へと向かった。
このカドゥキョイ、嫌な予感がしたんだ。
それは、定期船を降りる人間が多すぎたこと。というか、桟橋に異様なほど人が多すぎ。
そう、ここも完璧に観光地化。どこもかしこも、人、ひと、ヒト!
この日もかなり疲れた....人酔い
ここは、カドゥキョイの市場。普通の路地にお店が並んでるんで、場所が分からず結構探しまわった。
海峡沿いに移動して、ここはユスキュダル。
イスタンブールの夕暮れや旧市街地の夜景を楽しめる、ここも観光スポットでありデートスポットらしい。
そんなところに、男一人で何しに行ったのか.....普通に考えれば分かる筈だった。
ここは、あるモノを眺めるために堤防に沿ってズラ〜っとテーブルが並んでいる。
その眺めるモノが、こちらの「乙女の塔」。
で、こいつはヒマワリ(ナッツ)売りの少年。
しつこいんで、買ってはみたものの食べ方が分からない。
食べ方を教わってみるが、なかなかうまくいかない。
だって、種を縦にして前歯に挟み、軽く割って中身を吸って食べるなんて日本じゃ教えられない。
こちらがそのヒマワリの種。
途中で面倒くさくなって食べるのをあきらめた。この少年の親もやって来て、実践しながら教えられたが出来やしない。
バラ売りの少女....じゃなく、母であった。
乙女の塔はライトアップされ、旧市街をバックにキレイに浮かび上がっている。
周りを見渡して思った。
一人で何をしているんだろうと。そう実感した瞬間だった。
エミノニュの桟橋に戻って、定期船の上から一枚。
さすが、X-E2である。手持ちでここまで撮れるとは。船に乗ったままの撮影なのにブレないで撮れた。
すげーな。高感度ってやっぱりステキ。
次回、またまたX-E2高感度に圧倒されるのであった。
定禅寺ストリートジャズフェスティバル [写真雑談]
トルコ旅行の話題の途中ですが、9月14日(日)定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台の最終日、行って参りました。久しぶりの三連休、久しぶりの家族サービス。
久しぶりすぎて、何を話せば良いのか忘れてしまった....
さて、定禅寺ジャズフェス、今年で24回目だそうだ。
前回遊びに行ったのは、確か6年前だったかな?
あの時より、ずいぶんとスケールアップしていたのでビックリした。
昼過ぎから行ったものの、定禅寺通りは人でいっぱい。
これじゃ、ゆっくり聞いていられないと、広々とした西公園へ向かった。
西公園では3つのエリアで開催されていたが、どこも人混みで肩越し頭越しの観覧となった。
西公園では演奏だけでなく、フリーマーケットや露店がいっぱい。
チビすけは、早く帰って家でゆっくりしたいと言い出した。
もう勝手に楽しんでくれと、カミさんに任せる事とした。
こちらを聞いていたら、雨がちらほら。
これはやばいっと、二人を呼び出すと彼はご満悦で戻って来た。何やら、フリマで妖怪ウォッチのメダルをゲットしたそうだ。彼はこれで今日の目的を果たす事となった。
さて、雨が強くなって来たので三人でダッシュ!ここからは仙台市民会館が一番近い。
逃げ込んだ先の仙台市民会館。本日の大ホールでは、田原俊彦のコンサートだった(笑
カミさんの頭を守ってくれた、定禅寺ジャズフェスティバル新聞のなれの果て.....
雨が上がり、今度は定禅寺通りの様子を伺いながら勾当台公園を目指す。
このように、街の至る所で音楽が流れているにもかかわらず、二人は早く帰りたいと言い出した。
おいおい、何でこれらを楽しめないんだ?お前ら!
ま、考えてみれば、こんな人混みの中、音楽鑑賞というのもなんだよね.....やっとこさ、勾当台公園にご到着。
こちらも、人ばっかりでゆっくりできそうにない。
この状況は良くない。もう一人がイライラしているのを感じる。
こうなれば、その感情を別の形で解放してあげるしかない。
しかし、こいつら、音楽や芸術というものにまったくの無関心.... というか、無縁のなのね。
とんだイスタンブール02 [トルコ旅行]
前回の続き、つまり初日の夕方となる。
言い忘れていたが、イスタンブールの初日は朝5:00に空港に着いた。
入国手続きが終わり、ホテルにチェックインしたのは6:00をちょっと過ぎた頃だった。
9月1日に行ったので、この時期の日の出は約7:00、日の入は約20:00頃となる。
で、持参したカメラは、FujiのX-E2に35mmと14mm、SONYのNEX5に70-300mmを旅行用のトートバックに忍ばせて歩き回った。
前回の写真は全てX-E2によるもの。以下もX-E2である。
さて、ここは、エミノニュというボスポラス海峡やカドゥキョイ等に向かう船の桟橋。
目の前の橋はガラタ橋と言って、旧市街と新市街を結ぶ橋となる。ごらんの通り、橋の上からは釣糸をたらす人がいっぱい。
ちなみにこの日は平日。昼も夕方もこんな感じ。若干、夕方の方が多いかな?
橋の向うに見えるのがガラタ塔だ。
新市街地へ橋を歩いて渡った。その際、桟橋を見る。
船も移動手段のひとつ。観光船と定期便だが、どちらも観光客でいっぱい。
明日はこの船に乗って、カドゥキョイとユスキュダルに向かう予定。
橋の上をトラムが走っている。このトラムが、新市街と旧市街を結んでいる。
結構利用させてもらった。
背広姿の紳士も、仕事帰りに釣糸をたらしていた。
いや~、釣り人の数がハンパない(苦笑
ここからは、NEX5のご登場。ちょっと、望遠側で狙ってみた。
ていうか、X-E2は単焦点のみ、NEX は70~300の望遠という役割分担で臨んだイスタンブール旅行!
ま、X-E2に2つのズームレンズで事済んだだろうに、何をこだわったのか.....
新市街地側にわたって、一休み。橋の下は飲食店がビッシリ。
橋の反対側に回ると、市場らしきものが。
そこでは、親子でサバサンドをつくって売っていた。
旧市街地へまた歩いて戻っていく。
ホテルは旧市街地側だから、さっきの桟橋近くのトラムに乗って帰るつもり。
さっきの桟橋と反対側は、サバサンドのテーマパーク!
この船でサバを焼いてサバサンドを作ってる。そして、この人混みはサバサンドを食べている人たち。
もう、ほとんどが観光客。
ここからは、またX-E2で写真を撮ることに。
X-E2のホワイトバランスは、自分の場合ほとんど「オート」モード。
NEXの場合(αもそうだが)は、「晴れ」か「曇り」モード で、前述のは夕方なので「曇り」モードだ。
しかし、ホントに人がいっぱい。
自分をリセットしようと、のんびり構えてきたが、初日からそんな優雅にはいかないらしい。
もう、疲れてきた(笑
こちらはオマケ。
次の日のランチにサバサンドを食べた様子をスマホ写真にご紹介。
奥の鉄板に並んでいるのがサバ!
この場で、注文して帽子のおじさんにお金渡して、サバサンドが船から渡される。
このサバサンド、結構美味しかった。
ちっさなテーブルの上にあるレモン汁と塩をふって食べるんだが、バカにしてたらとても美味しかった。
パンを開いた写真撮れば良かったんだけど、食べ物ブログじゃないんで許してください(笑
次回は、イスタンブール2日目。
ボスポラス海峡を渡ってアジア側の街をご紹介しませう。
とんだイスタンブール [トルコ旅行]
唐突のブログ更新である。辛かった...いや、長かった....
それも、何故かトルコ旅行.....行ってきました。
やっとこさの夏休みを頂いて。
それも、家族を見捨てての置いての一人旅。
と言っても、イスタンブールだけの3泊5日による強行軍。次の日は仕事だったけど(涙
スルタンアルフメット・ジャーミー、別名ブルーモスクと言われる礼拝堂。
ガイドマップで下調べはしていたものの、やっぱりリアルな空間には圧倒された。
この日は月曜日という事で、アヤソフィア博物館は休館であった。
なので、その先にあるトプカプ宮殿とハレムへ行くことに。
正直、記録写真的に建物の外観から内観の写真を並べて、このブログでつらつらと説明していっても楽しいものではない。
きっと、イスタンブール旅行をしたい人にとっては、全然参考にならないブログとなるので、先に謝っておく。きっと、他の人のブログを見た方がきっと参考になると思います。
てな事で、このブログでは自分が楽しかった、印象に残った写真だけを紹介していくこととしますので、あしからず(笑
こちらは、ハレム内をガイドしていたおじさん。 英語わかんなかったけど、笑いを誘いながらの雰囲気は外から見てて楽しそうでした。
結構、アラブ系の観光客が多かったですね。
この街は、ノラ猫と共存している街と言っても過言ではない。
ビックリしたのは、猫だけでなく犬もいるのである。そう、ノラ犬が....あちこちに寝てた...暑くてね。
でも、 決して怖くはない。これらのノラ犬くんたちには、まったく危険性を感じなかった。
実はこのノラ犬たち、行政が予防接種をした後、また街中に放しているのだそうだ。
日本のような保健所で確保し費用をかけないということらしい。また、殺処分するということはないとのこと。
ま、地元のトルコ人から聞いた話ではあるが。
こちらは、グランドバザールの入口の一つ。
このグランドバザール、あちこちに入口がある。
やっぱり、 バザールで輝いてるのはランプ売り場。きれいですね。
グランドバザール内には「ハン」と呼ばれる建物に所どころつながっている。
この「ズインジルリ・ハン」もそのひとつ。
もちろん、建物にはお店が入っている。中庭の雰囲気が素敵でした。
こちらのハンは、「イチ・ジェベジ・ハン」といって、金物加工のある工房が2階に。
快く写真撮影に応じてもらいました。
なにしゃべってるか分からないけど、ま、その場の雰囲気で分かった風にお互いふるまうのでした(笑
グランドバザールの中も外もこんな感じで大賑わい。
なんなんだ、この街は。観光客ばっかりだ!どこもかしこも、人ばっかり。って、観光地だもんね(苦笑
のんびり一人旅と思ってきたものの、これでは仕事の疲れを癒すところではなかった。
何でも、10月以降がシーズンオフなのだそうだ。
次回も、つらつらと自分勝手なイスタンブールを紹介します。