蒼く緑に染まる森へ誘われて [撮影旅行]
撮影会から帰ってからの一週間、とんでもなく忙しかった。
ホントにホント、大変だった....
ということで、UPが遅れたことを言い訳に始まるのが一種の儀式になってしまったような気がする...ああ.....
さて本題である。
今回の米さんの撮影会は東北。
ルートは秋田の日本海から青森の十和田、八甲田へ。
で、今回は初日分をご紹介。
ブナ林の中に蒼く澄んだ池がありました。
蒼と緑の木々はどちらが現実で偽りなのか?
ブナの小さな花が池の中に落ちて、風が吹かれ一方方向へ流されていきます。
美しいのか汚いのか?そんな微妙な模様が水面を埋め尽くしていました。
で、ここでの課題がスローシャッター。それは、その小さな花びらを流して撮るとこと。
単純にシャッタースピード優先で撮ればと考えていたが、これがあまかった。
みんなウッドデッキ上に乗って撮っているものだから、6秒、8秒のスローシャッター中に、誰かが三脚の位置を変えようものなら、振動が伝わり絵は心電図状態に!
その中から、まともだったものがこちら。
職場以上に気をつかったウッドデッキの緊張感の中、みんなの心を解きほぐしてくれたのがカエルの王子様だ。
このカエル事件は、みんな撮った撮らないと話題になってはみたものの、誰一人としてその証拠写真を見せる人は出てこなかった。
そして、ここに初めて明かそう!
これが、その証拠写真だ!!
って、今、冷静になって考えてみれば、こんなカエルなんざでワザワザ、アングル変えたり、三脚からカメラ取り外したりする人がいるだろうか?....ここに居たのが恥ずかしい.....
気を取り直して、緑色の世界へ。
緑色のメタルの波が、生きているように岸辺へ近寄ってくる。
ファインダーを除きながら、ターミネーター2のシーンを思い出していた。
今回、出番の多かったレンズが70-400mmのGレンズだ。
ちなみⅡではない。中古で安く出回っている方だ。そう銀色のヤツ。
森の中での撮影最後にアオサギ(じゃないかな?)を見つけた。
400mmで撮るとこんなもん。
といっても400mmでこのぐらいだから、肉眼では見つけるのはちと難しい。
それをデジタールズームを加えて1600mm換算にすると、何という事でしょう!
餌を捕まえたのが分かるぐらいまで近寄れます。
これぞα(SONY)の真骨頂!
と、自慢をしたものの、誰も自分を相手にしてくれない.....レンズの色だけは話題をさらってくれたが。
「それ、どこのレンズ?」
「SONYです」
「...で、ホントはどこのレンズなの?」
「....」
やっぱSONYさん、こうなったらαにウォークマン積むしかないでしょい!
ってSONYのせいかよ。
初日、最後の締めは日本海の夕日でした。
が、どんよりとした雲が水平線まで覆い、夕日はすぐにあきらめて、別の被写体を探して撮っておりました。
タイトル通り、やはり最後は緑で終わらせなあかんでしょ。
と、なぜか関西弁と京都弁が頭から離れなくなる撮影旅行の始まりなのでした。
つづく。
あ、洗面用具忘れた件ですが、前泊したホテル近くのローソンで髭剃りセット一式買いました。
今の髭剃りって5枚刃なんどすね。
雫をまとった春の調べ [写真雑談]
雨上がりの朝、カーテンの隙間から薄日が差し込んでいたので、家族で唯一自分に従順なチョビを引き連れて庭に飛びだした。
目的は「雫:水滴」である。
この季節、梅雨入りに向けて春が深まっていくのが分かる。
被写体の背景色を気にしながらアングルを探す。
決まったら、そこから持久戦となる。
朝食を済ませて仕事に向かう、現実という時限爆弾を抱えながら.....
水滴がキラキラ光るさまは、自然の宝石といっても過言ではない。
ただ、宝石自体、身近に見れる身分ではないので、具体的にどんな宝石かと聞かれると言葉に詰まるが....
ま、あまり細かい事は気にせず、宝石というワードが連想できる絵が撮れればよしとする。
表現は、ホワイトバランスを変えてやれば、何とかそこそこの雰囲気が出せるものだ。
そして、絞りを変えながら水滴の宝石とキラキラのバランスを見極める。
やはり、若干ではあるが目が疲れてくる。
また、かがみこんで撮っているので腰も痛くなる。
何気ない庭の雑草もこの通り、爽やかなキラキラであふれている。
しかし、実際、庭の中は雑草がボウボウ生えている状態というのが現実。
だから、写真は面白い。
その場にある現実の風景を自分のイメージで絵を描くように表現できるのだから。
そして、ファインダーを覗きながら、こう考える
.....草刈りしなくちゃな、と。
瞬間的で幻想的な絵を描くために、何となく頑張ってみる。
朝ごはんの声がかかった。
今日はこれで終了。
ずっと、仕事で休みなく来たので、この時間帯しかファインダーを覗くことが出来なかった。
新緑の大きなフィールドで写真を撮るために、これまで午前様で頑張ってきたのだから。
そう、行ってきました。米美知子さんと行く八甲田新緑の撮影会!
出発前日までずっと午前2時帰り、出発日はギリギリまで仕事をしての参加である。
米さんに「ここまでして、参加しました!」と聞いてもらっても、きっと「そう、大変でしたね!(ニコッ)」で終わりなのだろう....フッ
そんな些細なことは、自分の胸にしまい込み集合場所へ向かう高速バスに飛び乗る。
そして、目的地へ向かうバスの中で、一つのSMSメールを受け取った。
「大変!!洗面用具忘れてるよ!」
げ!∑( ̄□ ̄;)
今回も、嫌な胸騒ぎを抱きながら.....つづく(写真の整理がつき次第ということで)
うちマクロ02 [写真雑談]
GWにうだうだしながら撮った「うちマクロ」のストックである。
家の中と庭先で写真撮っていると、フィールドに出て行きたくてたまらない。
(というより、カメラ持ってうずくまって写真撮っている姿を、外歩いている人に見られるのが恥ずかしい)
ま、庭先でマクロ撮影できる環境にある事自体、恵まれているのだろうけど。
制限された中でも、視点を変えれば何でも被写体になるような気がする。
実際に撮りたいか、撮りたくないかだけなんだけどね(笑
何気ない花や草木でも、光の加減、ホワイトバランス、ボケの出し方等で、色んな表現が楽しめるのがマクロ撮影かなって思う(腰は痛くなるが)。
その分、非~常に神経が疲れる....
だって、マクロ撮影のピント合わせるのっていったらネ~。
でもαはファインダーがEVFなんで、拡大表示ができるからまだ楽なんですよ。
ただ、目が疲れるかな?
といっても光学ファインダーも同じだよね。AF使わないし乱視なんで適当になっちゃうし。
この時期は、春も終わりだよって光景も撮れますね。
被写体として、ちょっと勇気がいるけど。
夕方の時間帯は、寂しげな感じを表現することができます。
実は、アンダー目に撮るのが好きな方なんですね。
というか、オーバーで撮るのに慣れていない....というより、未熟なだけなんだ。
ただし、この時間帯はα77だとノイズが目立ってきます。
個人的にフイルムっぽくて好きなんですが、これを気にする人って結構いるんですよね~可哀そうなα77さん(苦笑
でもね、昼間の低感度は良いお仕事してくれるんですよ。
これホント!!
露出オーバー目の練習など、いろんな表現にチャレンジしてはいるんですが、なかなかPHOTOHITOにあるような写真が取れない!
.....みんな、スゴイよね。
あんなシチュエーションの写真って、いったいどんな状況で撮れるんだっ!て思うのがたくさんありますよね。
やっぱり、何か持ってるのかな?
ボディ性能やレンズ性能じゃないんだよね...きっと。
これじゃ、言い訳ができない。それに、設備投資の話も切り出せなくなる.....
最後の写真はツクシたち。
チョビの散歩をしていた時のものとなります。
今はもう、いなくなってるんだろうな、このツクシ達も。
そうやって、一歩一歩春が深まっていくのでしょうね。
っていうか、今日はとんでもなく寒いんだけど!!(白い息が見えるくらい).....なぜに。
子どもの日の体験乗馬 [写真雑談]
5月5日こどもの日、みちのく杜の湖畔公園に行ってきました。
そう、この日は子ども料金が無料の日でもある。
つまり、どこの施設も混雑し、道路も渋滞する日だったと....
案の定、こんなに混むとは.....
9時に出れば10時前に着くと思ったら、11時近くではないか!
あまかった...
目的地は杜の湖畔公園北地区の 「みちのく自然共生園」である。
でも、こちらは南地区と違ってすんなり入園できた。
この日の目的は、そう、体験乗馬である 。
彼にとっては初体験であった。
怖がることなく、意気揚々とかっ歩しているのは彼でなくカミさんに見えた。
自分だけかな?と感じていたら、スタッフの方が「イヤー、奥さん乗馬やってますって乗りっぷりですね~」だって。
乗馬が終わっても、遊びは続く。
風の草原エリアで、遊び道具を借りて楽しんだ。
みんな、お弁当をもって遊びに来ている。
最後は、自然共生情報館にて木工工作体験。
何とも堅苦しい施設名である。
ま、彼にとってそんなことは関係ない、本能のままに、今作りたいものをつくるだけ(何作りたいのか予想はつくんだけどね)。
そして、達成した満足の美酒に酔いしれる。
この日は生憎の曇り空だったが、風が無く前日より快適に過ごせた。
でも、今年のGWはちょっと寒いかな。
角田市の「菜の花まつり」より規模は全然小さかったが、花は生き生きしていたのでマクロ的にはいい絵が撮れた。
数は少なかったけど.....
本格的な春写真を探しにいく時期ですね!
うちマクロ [写真雑談]
「うちマクロ」....その名の通り、家の敷地内をフィールドとしてマクロ写真を撮る事。
今年はオフクロが植えたチューリップが見事に咲いたので、GW後半は家でゴロゴロしながらマクロ撮影にふけっていた。
しかし、子どもの学校の宿題上どうしても出かけなきゃいかんのだが...どうも、このGWに関する作文が宿題らしい。
風も強いし、寒いということで「子どもの日」に出かけることにした。
これが、結果とても痛い目にあったということが、誰もが予想することだった。
ま、これに関しては別の機会に.....。
以下、オフクロ作のチューリップをご覧ください。
でもなぜか、彼女は線上にしか植えないのである。なぜに...。
夕方近くの斜光が好きだ。
ファインダーを除くと、思いがけない絵が浮かび上がってくるから。
なんかドキドキする。
ペンタのマクロを手放したので、SONY100mmF2.8マクロかシグマ105mmF2.8マクロにするか悩んだ。
シグマの方が最新の設計で、作例を見るとキリッとした絵を吐き出す。
それに、手振れ補正機能がレンズについている(NEXで使える!!)。
でも、やっぱり純正にした。
ヤマダ電機で展示品を格安で購入。
思った以上のお仕事をしてくれるので、かなりハマりそう(笑
ストックを撮っておいたので、また次の機会にご紹介します。
このGWはゆっくりしたついでに、しばらくぶりでバイクに息を吹き込んだ。
暖かいせいか、二気筒のジャジャ馬を扱うのも楽になってきた。
バイクも写真と同じで、独りの時間に浸れる手段だ。
天気も良くて最高だ。
良かったな.....バッテリー上がってなくて。
菜の花色に抱かれて [写真雑談]
うちマクロでうだうだし、子どもの日の前日もうだうだと過ごしてTVを見れば、どの局もGWの渋滞情報を流している。
みんな何に急かされて、どこに行くのか?
などと、他人事のように考えていたら、他人事ではなくなった。
子どもが、こんな天気がいいのに!と、遊びに行きたいと言い出した。
明日、子どもの日に行くんだからと思ったが、自分にも写真の神様が降りてきた。
よっしゃ!と16時頃、思いついたように角田市の「かくだ菜の花まつり」に行ってきた。
ホント思い付きだった。
やっぱり、夕方近くになると菜の花も元気がなくなってくるらしい。
マクロ撮影のアップは、あまり耐えられそうにない。
そんななか、彼は菜の花の状態などおかまいなしに(そりゃそうだ)、かくれんぼを始めた。
良く見ると、同じような光景があちらこちらに。
広がりのある写真をと思ったが、河川敷に沿って長く伸びているのでアングルを選ぶ。
というか、腕を持ち合わせていない(涙
てなことで、スナップ的に切り取ることに専念。
一応、マクロも試したが、黄色一色なので、なんかピンとこない。
も少し、変化があれば。
と、「いつも言いわけばかりしている」。
このフレーズは、いったいいつまで続くのだろう....。
北上の桜の様子を見に行けば02 [岩手旅行]
こちらが、北上展勝地である。
この日4月27日時点で、3~4部咲きであった。それに風が冷たく寒いじゃん!
今年は(近年はといっても良い)天候が不順である。
北海道では、まだ雪が降っているとの事だし.....どうなってるんだろ。
予定通り友人家族と一緒に北上展勝地を楽しむことに変わりはなく、朝9時30分に友人宅を出た。
しかし、その時点でもう大渋滞。北上展勝地をちょっとあまく見ていた。
桜は満開でなかったので、桜が咲いてるような雰囲気で撮ることに。
または、咲いているところのみを切り取る手法だ。
北上の友人も写真をやる。
しかし、撮る事よりもアナログカメラをメンテナンスする方向に走ってしまった。
でも、これがスゴイ。
昔のペンタSPやらの古いカメラを分解修理し、シャッタースピードまで調整してしまうようになってしまった。
実は、自分もカミさんの親父さんからもらった古いペンタを修理してもらった口である。
大人二人がカメラを持ち出したものだから、子どもたちもDSでカメラマン気取りである。
そんな、一場面が面白かったのでパチリ。
友人とうちのチビすけが並んで写真を撮っていた。
なんとも平和である。
前にも紹介したが、今の子どもたちにDSは必需品なのであろうか?
ほんと、子どもたちはみんなDS持って写真撮りまくりだ。
時代ってものは.....
北上展勝地の北上川には鯉のぼりが泳いでいる。
ま、仙台の広瀬川にも泳いでるけど(ちょっと、ライバル視)。
この鯉のぼりの中に、噂では「ウナギのぼり」がいるとの事で、よーく観察することに。
で、見つけた!これが「ウナギのぼり」だ!
.......地味だった。
一通り展勝地を楽しんで、次に向かったのは岩手県緑化センターの「春の緑化祭り」。
友人は、そこで「ツリークライミング」をしようと計画していた。
「ツリークライミング」?
ただの木登りじゃないの?
で、これが「ツリークライミング」!
大人が昇ったら、枝折れちゃうんじゃないの?と心配する暇もなく大賑わいであった。
両家族の子どもたちと友人が、こんな感じで登り始めた。
うちの彼も挑戦したものの、何かと飲み込みが遅い。
というより怖がりである(涙
そんなんで、他の子どもたちより手がかかってしまい、時間もかかる。
指導しているおじさんが彼よりも大変そうだった。
それでも、なんとか上まで登ってクラクション?をプーと鳴らした。
一瞬歓声(他の人たちも応援)
そんなんで、一番喜んでくれたのが指導してくれたおじさん!
よくがんばったサービスとして、逆さづりのブランコをしてもらった。
今年最後の桜を楽しく締めくくる事が出来たので満足である。
GW前半に押しかけたにもかかわらず、楽しくもてなしてくれた友人家族に感謝します。
桜桜桜桜桜!!!って写真は撮れなかったものの、絵になるものは収穫できたのでこれも満足。
GW後半戦に向け、皆さん楽しんでください。
自分は、このブログをUPした日は寝ち曜日です。
天気は良いけど、風が強かったな。
さ、また寝よ。
北上の桜の様子を見に行けば [岩手旅行]
岩手県の北上市に住む友人宅へ泊りがけで遊びに行きました。
北上市と言えば、桜の名所である北上展勝地のさくら祭り!である。
今年、最後の桜をと楽しみに行って参りました。しかし、この日はとても寒かった!
で、恒例の寄り道作戦。
今回は、花巻市の宮沢賢治記念館などへ寄り道したのでした。
着いた時間が13:00という事もあり、まずはここで食事。
宮沢賢治記念館の隣にある「山猫軒」。
外せないのが、この一番人気である「山猫すいとんセット」¥1,100!
と、知ったかぶりで言っているが、実は初めて食べた。
結構、ボリュームがありました。
レストラン外のお土産屋さんで、カミさんがお土産のTシャツを購入。
彼のお土産は、宮沢賢治だというのに岩手県バージョンのなめこキーホルダー!?
で、自分のお土産は誰も買ってくれない。
なぜに.....
宮沢賢治記念館から道を下りてくると、宮沢賢治童話村がありまして、ここにも立ち寄ることに。
入口ゲートを進んでいくと、はるか向こうに「賢治の学校」が見えている。
寒いから、早く行きたかったのに、こちら「銀河トレイン」で約5分で着きますよ。とお姉さんに声をかけられた。
いや、歩いたほうが早いので断ろうと思ったら、もう乗っているし!
案の定、歩いてきた人に追い越されるはめに。
銀河トレイン....遅いし、寒すぎるよ。
「賢治の学校」の展示室です。色んな展示ブースがあって、コジャレていて楽しめました。
ただ、ログハウスの「賢治の教室」には、彼もちょっと飽きたっぽい。
「注文の多い料理店」の物語をフィギアで再現してました。
ストーリーもコメントしてあったので、内容を思い出しながら見て、読んで、撮って、楽しんで進むことに。
さて、次回はメインの「北上展勝地」です。
この日は、寒くて寒くて桜も3~4分咲きでしたが、友人の家族共々楽しく過ごしましたとさ。
つづく!